最近、税務や会計、財務顧問の仕事をしていて強く感じるのは、
「正しい答えを出すこと」だけでなく、
「安心して考えられる環境をつくること」がとても重要だということです。
資金繰り、投資判断、借入、組織のこと。
経営の相談は、必ずしも白黒はっきりした答えが出るものばかりではありません。
多くの場合、複数の選択肢があり、それぞれにリスクと可能性があります。
財務顧問として大切なのは、
数字を示すこと以上に、
「その数字をどう受け止め、どう判断するか」を一緒に整理することだと感じています。
私は顧問先の方とお話しする際、
・結論を急がないこと
・評価や否定から入らないこと
・まず状況と選択肢を整理すること
を意識しています。
数字は判断の材料であって、判断そのものではありません。
最終的に決断されるのは経営者ご自身です。
だからこそ、納得して決められる状態をつくることが
財務顧問としての重要な役割だと考えています。
税務や会計の正確さは大前提として、
その上で「落ち着いて考えられる場」を提供できる存在でありたい。
これからも、
単に数字を示すだけでなく、
経営判断のプロセスそのものに寄り添える財務顧問でありたいと考えています。
